腰痛、肩こり、冷え性に効果がある温湿布
温湿布と冷湿布の違いは、メントールなどすっきり感じるような清涼成分配合のものが冷湿布で、トウガラシエキスなど肌にあたたかさを感じさせたり血流をよくするものが温湿布ですが、皮膚の感覚だけで実際の皮膚温度はさほど違わないとも言われています。
ただ、肩こりなどは血流のとどこおりが原因であることがほとんどですので、温湿布が向いていますし、腰痛もぎっくり腰など最初は冷やす必要のある病気以外は自分が気持ちよいと感じる方を貼ったほうがよいようです。
絶対に温湿布を使ってはいけないのは炎症がある場合だけです。どちらか分からない時は医師の診察を受けることをおすすめしますが、冷え症のために肩こりなどがあるという方は、温湿布でとても楽になりますよ。
また冷え性の方におすすめの温湿布は、しょうがの温湿布です。しょうがはすりおろして(面倒ならチューブでも)コットンのハンカチなどで包んで輪ゴムで富め、水をいれた鍋にハンカチを入れて沸騰寸前まで温めます。これでしょうがのエキスが溶け出していることになるので、そのお湯にタオルを入れてしぼりおなかにおきます。その上にラップなどをして、さらに今度は乾いたタオルを置いて湿布するもの。おなかを温めると、血の巡りがよくなりますので冷え症がぐんとらくになります。
電子レンジで加熱する温湿布
よく、冷温どちらにも使うことができる、やわらかなジェル入りのものが販売されていますよね。あれは冷凍庫で冷やせば冷湿布に、電子レンジで加熱すると温湿布になるというものです。
繰り返し使えるので人気がありますが、困るのは加熱方法の間違い。加熱が足りないと物足りないくらいですみますが、加熱のしすぎは事故のもとです。
必ず、商品の説明書に従って加熱してください。また、加熱後に肌に付けて熱すぎたらタオルをはさむなどの工夫も必要です。
温湿布の成分と副作用
さて、温湿布として販売されているタイプのものは「温感パップ剤」と呼ばれるものが多いです。これにはトウガラシエキスが含まれ、辛味成分のカプサイシンによって血管をひろげ、血流を促進します。
腰痛でも肩こりでも、血流障害が原因のものに効果のあるカプサイシンですが、これは皮膚刺激が強いため、副作用として肌が赤くなったり、発疹がでることも。また、入浴時に貼っていた箇所が痛むのも副作用としてありますから、入浴前後一時間ははがしておく・貼らないでおくことが大切ですし、あまりに刺激が強いと感じたら使用を中止してください。
市販の温感パップ剤が強すぎたら、前述のジェルを加熱して使う温湿布や、タオルを電子レンジであたためてラップしても簡易温湿布として使えます。