高度障害の保険の定義

高度障害の保険、というのは余り聞きなれない言葉ですよね。火災保険や地震保険のように、高度障害の保険に加入していないといけないのでしょうか?

いいえ、実は死亡保険に加入していれば高度障害の保険から死亡時と同等の保険金が支払われることになり、それが高度障害の保険です。

では、高度障害の定義というのを見て見ましょう。間違えやすいのは事故の後遺症などによる身体障害者認定の件。厚生労働省が身体障害者手帳を交付したということと、高度障害の保険とは全くの別物になります。

高度障害とはすなわち「両眼の視力を全く永久に失ったもの」「言語またはそしゃくの機能を全く永久に失ったもの」等の7項目が定義されており、手足の切断や麻痺なども、該当するケースがあります。

高度障害の保険は死亡していなくても、加入している生命保険の保険金を受け取ることができますが、その支払いをもって保険契約は終了することとなります。

生命保険各社の高度障害の保険の対応

高度障害の保険について、生命保険各社ではほぼ同じように定義していますし、また支払いについても各社で対応は同じ(高度障害の保険の保険金支払いをもって死亡保険契約は終了)です。

アフラックの場合死亡保険はWAYS、アフラックの終身保険、アフラックの定期保険Lightフィットプランはじめ数種類がありますが、これも同じく高度障害の保険については約款に定められた所定の高度障害にあてはまれば死亡保険金と同額の保険金が受け取れると明記されています。

このほかに日本生命(ニッセイ)の財形貯蓄積み立て保険などでも高度障害保険金は支払われますし、ソニー生命でも終身保険には数種類あり、どれも高度障害の保険について支払いが約款に組み込まれていますが、定義は他社と同じ。

つまるところ生命を落としたのと同じレベルの障害=高度障害については死亡保険金をお支払いします、と捉えて大丈夫でしょう。

もちろん疑問点があれば別に今怪我をしたわけでなくてもアフラックや日本生命、ソニー生命はじめご加入の保険会社からの約款を見直してみると安心かもしれませんね。

団体信用生命保険の高度障害の保険

団体信用生命保険とは、団体で入る生命保険ではなく、住宅ローンの融資を受けている者が途中で死亡した場合に、債務が保険会社によって弁済される、つまり被保険者や遺族にはローン支払い義務がなくなり、かつ住宅は所有したままにできるというものです。

住宅ローンを組む場合にはほぼ必ず加入しなくてはなりませんが、住宅金融公庫融資の場合は加入が任意となるようですね。なお、加入は住宅の購入時、ローンの開始時から。途中から団体信用生命保険に加入することはできませんので、強制加入でない人は注意してください。

この団体信用生命保険でも死亡と高度障害の保険は同列です。

費用は民間金融機関の場合貸し出し金利に含まれていますので、あまり保険にかかる費用を意識しないこともあります。不動産購入費用にまぎれている、という感覚です。